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シーラント

シーラントを知っていますか?

シーラントは虫歯の治療ではなく、予防処置です。
歯には溝があります。

この溝はハブラシが奥まで当たりにくい部分で食べかすや菌が溜まりやすい場所なので虫歯になりやすくなってしまいます。

シーラントはその虫歯になりやすい溝の部分をあらかじめ埋めてしまおうという考えで行われる処置です。

また、シーラントにはフッ素が含まれており、
歯の表面を強化する効果もあります。

シーラントを行う時期の目安は?

★乳歯の奥歯が生えてくる時期  : 3~4歳頃

★奥歯の永久歯が生えてくる時期 : 5~6歳頃

生えたばかりの歯は歯質や他の歯と背は異なる為、磨きにくくなってしまいます。

そのため初期虫歯になってしまうリスクが高いため、生え始めの頃にシーラントをすることで虫歯のリスクを軽減します。

よく噛んで食べること

皆さんは『よく噛む』ことについて意識されたことはあるでしょうか??
【よく噛むこと】はどんな効果があるのでしょか?

1【よく噛むこと】で唾液がよく出ます。
唾液はお口の中をきれいにしてくれたり、食べ物で酸性化した状況を中性に戻してくれる作用もあり、
それによって歯周病や虫歯も防ぐことになります。
意識して、左右バランスよく噛むようにしましょう。

2【よく噛むこと】で脳にある満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防ぐことが出来きます。
そして、出る唾液によって食べ物のデンプンが分解されて胃で消化されやすい状態にしてくれます。
食べる量を少なくしてしっかり栄養を摂る事につながります

3【よく噛むこと】は血流量を増やし、脳細胞の働きを活性化する事に繋がります。
活性化すると集中力やリラックス効果、ストレスの軽減も得られると言われています。
そして、脳を若々しく維持するので認知症も防げると言われています。

このようによく噛むことはいいことずくめ!

ぜひ皆さんも意識してみてはいかがでしょうか。

よく噛むためには、よく噛める歯を維持することも大切です。
歯医者さんで定期検診を受け、歯の健康を守っていきましょう!

親知らず

親知らずと耳にされると抜くのが大変で痛いというイメージを持っておられる方が多いと思います。

親知らずは前歯から数えて8番目。一番奥の歯の事で、智歯、第三大臼歯と言う別名があります。

一般的に永久歯は15歳ころまでには生えそろいますが、親知らずは10代後半から20代ころに生えてくることが
多いです。

諸説ありますが、昔は平均寿命が40歳代程度でしたので、親に知られることなく生えてくる歯という事で親知らず
と名前が付けられたと言われております。

では、親知らずはどのような時に抜く必要があるのかお話しさせていただきます。

親知らず=抜くものと思っておられる方も多いですが、まっすぐ、歯並びに沿って生え、噛み合って場合は必ずしも
抜く必要はございません。

多くの人の親知らずがしっかり生えず、汚れがたまりやすい為、虫歯になったり、歯茎が炎症を起こし痛みを伴う等の
症状が出るだけでなく、
親知らずの手前の歯がむし歯になる為、抜歯することになるのです。

親知らずを抜歯する際に、歯茎を切開したり、骨を削ったりする為、強い痛みや腫れが発生するのです。

下顎管という神経が通っている所の近くに親知らずがあると麻痺がでる可能性がありますので注意が必要です。

当院で親知らずの抜歯を行う前には、CTを撮影し診断いたします。

口臭

口臭

誰もが⼀度は感じ、気になる⼝臭。
⾃分の⼝臭。他の⼈の⼝臭。 いつでも⾝近な⼈が⾃分の⼝臭を指摘してくれたり、また、気軽に相⼿の⼝臭を教えてあげることが できるならいいですが。 友⼈の⼝臭に気付いた時「あなた、お⼝の臭いよ」と⾔えますか︖ 気付いていても⾔い⾟い場合がほとんどではないでしょうか︖ とてもデリケートな問題ですね。そして、⾃分の⼝臭は⾃分で気付きにくいものです。

さて、⼝臭の原因とは⼀体何なのでしょう︖どのような種類があるのか簡単に説明します。

■1)⽣理的⼝臭

起床時、空腹時、緊張時、疲労時などに唾液が減少して起こる⼝臭です。 誰もが⽇常⽣活の中で起こる現象ですので特に気にしなくてもいいでしょう。 ⽔分補給やうがいをすることで解消されることがほとんどです。

■2)⾷べ物による⼝臭 ⽂字どおりニンニクやお酒などを⾷べたり飲んだりすることで起こる⼝臭です。 胃の中からなくなると⾃然に消えます。ガムなどで緩和されますね。

■3)⾆苔(ぜったい) 新陳代謝により、剥がれ落ちた粘膜細胞や⽩⾎球などが⾆に付着し、それが細菌に分解されることによって起こる⼝臭です。 ⻭磨きがけでなく、⾆ブラシでやさしく⾆を磨きましょう。

■4)唾液分泌量の減少 加齢、ストレス、不規則な⽣活、薬の副作⽤、⼝呼吸など、お⼝の中の唾液が減少することで⼝腔内に細菌が増殖して起こる⼝臭です。 ⾃⼰改善できることは改善しましょう。乾燥を防ぐために⽔分補給や唾液を多く分泌させるようによく噛みましょう。 ⼀度、⻭科医に相談するといいですよ。

■5)⼝臭恐怖症 ⾃分の⼝臭が⽣理的な範囲であるにもかかわらず、気にしすぎてしまうケースです。 まずは、⻭科医院で検査を受けて下さい。⼼因性のものであれば専門医に相談を。

■6)⻭周病や⾍⻭ 残念ながら⼤多数の⼝臭の原因はこの⼆つ。すぐに⻭科に来院して下さい。 ⼈それぞれ改善⽅法が異なりますし、放置すれば更に悪化し、他の症状も出てきます。 ⼀旦は改善されても再発する厄介な特徴があるので、定期的に検診を受けましょう。