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衛生士勉強会(インビザラインのボタン付け)

衛生士の勉強会を週一でやっています。

今回はDH大森塾で習ったことの復習とインビザラインのボタン付けについて学習しました。

歯周病の基礎の確認
生物学的幅径(歯肉溝、上皮性付着、結合組織性付着)、付着歯肉との関係
歯周病予防
レッドコンプレックス
根面カリエスについて話し合いました。

インビザライン(マウスピース矯正)では歯並びを治す際に、上下の歯の噛み合わせの前後関係をしっかり作るために、小さな輪ゴムを患者様本人に、かけて
もらいます。

見た目の歯並びがきれいになっていても、前後関係がズレていては奥歯でしっかり噛めていない、前歯で細かいものが噛みきれない、ということが起こります。

その輪ゴムをひっかけるボタンを歯の表面に付けるのですが、やはり力がかかる場所なので、取れてしまい患者様に迷惑をかけてしまうことがあります。

取れる原因について、接着不良(エッチング、ボンディング操作や乾燥具合)、噛み合う歯が当たっていないか、マウスピースが干渉してないか、など改めて話し合いました。

明日は衛生士国家試験で、当院のアルバイトの学生さんも受験予定です。
受験生の皆さん頑張って下さい!

『歯周組織を再生させる治療(歯周組織再生療法』

『歯周組織を再生させる治療(歯周組織再生療法)を、ご存じでしょうか?』

歯周病が進行し、あごの骨など歯周組織が破壊されると
歯を支えられなくなり、抜歯が必要となる場合があります。

引用:https://regroth.jp/material/index.html

歯周組織再生療法とは、歯を支える骨や歯肉を回復させることで、

抜歯をせず歯を残せる治療方法です。

この治療を受けることで自身の歯を長く温存できる可能性があります。

当院では、『リグロス』を用いた歯周組織再生療法を導入しています。

『リグロス』は、成長因子の作用により歯周病で破壊された歯周組織の
周囲にある細胞を増やし、さらに血管を作って細胞に栄養を送り込みます。

こられの作用により歯槽骨などの歯周組織が再生されます。

『リグロス』は2016年に保険適用となっており、3割負担で治療できます。

詳しくは当院のスタッフにご相談ください。

歯みがき後のうがいは何回??

みなさんは歯磨きの後、何回うがいをしていますか??

歯磨き粉が口の中に残っている感覚が嫌で何度も
うがいしている方も多いのではないでしょうか?!

実は、歯磨きの後のうがいは1回で大丈夫なのです!

歯磨き粉には、虫歯予防に効果があるフッ素(フッ化ナトリウム)が配合されている場合が多く

フッ素は、虫歯の原因となる菌の働きを抑え、再石灰化することで歯の表面を強くなり、

虫歯になりにくくする働きをしてくれます。

その働きを発揮させるためには、フッ素がお口の中に留まっていることが大事となってきます。

そのため何回もうがいをするとフッ素が流れて効果が減ってしまいます。

歯磨きが終わった後は、フッ素が働いている2時間は飲食を控えておくとより効果的です.

フッ素入りの歯磨き剤をご希望の方、どの歯磨き剤が良いか分からないなどございましたら、
お気軽に当院スタッフまでご連絡ください。

シーラント

シーラントを知っていますか?

シーラントは虫歯の治療ではなく、予防処置です。
歯には溝があります。

この溝はハブラシが奥まで当たりにくい部分で食べかすや菌が溜まりやすい場所なので虫歯になりやすくなってしまいます。

シーラントはその虫歯になりやすい溝の部分をあらかじめ埋めてしまおうという考えで行われる処置です。

また、シーラントにはフッ素が含まれており、
歯の表面を強化する効果もあります。

シーラントを行う時期の目安は?

★乳歯の奥歯が生えてくる時期  : 3~4歳頃

★奥歯の永久歯が生えてくる時期 : 5~6歳頃

生えたばかりの歯は歯質や他の歯と背は異なる為、磨きにくくなってしまいます。

そのため初期虫歯になってしまうリスクが高いため、生え始めの頃にシーラントをすることで虫歯のリスクを軽減します。