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インプラントの講義を行いました

大阪医専歯科衛生学科で勉強されている未来の歯科衛生士さんのため、毎年定期的に登壇しています。

今年(2023年)は去る5月にインプラントの講義を行いました。

これからの歯科業界を担う未来の歯科衛生士さんの応援になればと思っております。

歯の移植「自家歯牙移植(じかしがいしょく)」をご存じですか?

歯の移植「自家歯牙移植(じかしがいしょく)」をご存じですか?

虫歯や歯周病、不慮の事故など、

なんらかの理由で歯を抜かなければならなくなった場合、

考えられる治療法といえばインプラントやブリッジ、入れ歯などを

想像されると思いますが、

歯の移植「自家歯牙移植(じかしがいしょく)」も

歯の治療法の一つの選択肢になります。

歯の移植「自家歯牙移植(じかしがいしょく)」は、

お口の中で、噛み合わせに機能していない歯(多くは親知らず)を移植する治療法です。

 

虫歯で使えなくなった歯です。

移植した歯は完全に独立しているため、

隣り合う歯を支えにする入れ歯や、支えになる歯を削る

ブリッジなどのように、周囲の歯に負担をかけることがありません。

また、インプラントは保険適用外ですが、

自家歯牙移植は保険適用になることが多く、

比較的安い費用で高い機能を持つ歯を作ることができます。

一方で『自家歯牙移植』は

誰にでも適応される治療方法ではありませんので

まずは移植が可能かどうか歯科医師にご相談下さい。

 

衛生士勉強会(インビザラインのボタン付け)

衛生士の勉強会を週一でやっています。

今回はDH大森塾で習ったことの復習とインビザラインのボタン付けについて学習しました。

歯周病の基礎の確認
生物学的幅径(歯肉溝、上皮性付着、結合組織性付着)、付着歯肉との関係
歯周病予防
レッドコンプレックス
根面カリエスについて話し合いました。

インビザライン(マウスピース矯正)では歯並びを治す際に、上下の歯の噛み合わせの前後関係をしっかり作るために、小さな輪ゴムを患者様本人に、かけて
もらいます。

見た目の歯並びがきれいになっていても、前後関係がズレていては奥歯でしっかり噛めていない、前歯で細かいものが噛みきれない、ということが起こります。

その輪ゴムをひっかけるボタンを歯の表面に付けるのですが、やはり力がかかる場所なので、取れてしまい患者様に迷惑をかけてしまうことがあります。

取れる原因について、接着不良(エッチング、ボンディング操作や乾燥具合)、噛み合う歯が当たっていないか、マウスピースが干渉してないか、など改めて話し合いました。

明日は衛生士国家試験で、当院のアルバイトの学生さんも受験予定です。
受験生の皆さん頑張って下さい!

『歯周組織を再生させる治療(歯周組織再生療法』

『歯周組織を再生させる治療(歯周組織再生療法)を、ご存じでしょうか?』

歯周病が進行し、あごの骨など歯周組織が破壊されると
歯を支えられなくなり、抜歯が必要となる場合があります。

引用:https://regroth.jp/material/index.html

歯周組織再生療法とは、歯を支える骨や歯肉を回復させることで、

抜歯をせず歯を残せる治療方法です。

この治療を受けることで自身の歯を長く温存できる可能性があります。

当院では、『リグロス』を用いた歯周組織再生療法を導入しています。

『リグロス』は、成長因子の作用により歯周病で破壊された歯周組織の
周囲にある細胞を増やし、さらに血管を作って細胞に栄養を送り込みます。

こられの作用により歯槽骨などの歯周組織が再生されます。

『リグロス』は2016年に保険適用となっており、3割負担で治療できます。

詳しくは当院のスタッフにご相談ください。