歯と歯の間のケア
2025.07.28
毎日のオーラルケアで見落としがちな「歯と歯の間のケア」についてお話します。
デンタルフロスや歯間ブラシ、毎日の歯磨きに取り入れていますか?🤔
「歯ブラシだけで十分じゃないの?」「面倒…」と感じる方もいるかもしれませんが、歯ブラシだけでは届かない場所の汚れこそ、お口トラブルの大きな原因になるのです。
なぜ「歯と歯の間のケア」がそんなに大切なの?
歯ブラシは歯の表面の汚れを落とすのに効果的ですが、万能ではありません。
特に、歯と歯が隣り合っている面や、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝) は、歯ブラシの毛先が届きにくく、歯垢(プラーク)が残りやすいのです💦
この歯垢は細菌の塊で、お口の中で様々な問題を引き起こします。
そして残念なことに、この**歯と歯の間こそ、むし歯や歯周病が最も発生しやすい「要注意エリア」なのです😖
統計によると、歯ブラシだけで磨いた場合、歯と歯の間の歯垢は、全体の約60%**程度しか取り除けていないと言われています⚡️
救世主!デンタルフロスと歯間ブラシの実力
そこで活躍するのが、デンタルフロスや歯間ブラシといった「歯間清掃用具」です!
これらを歯ブラシと併用することで、歯垢の除去率は、なんと**約90%**まで飛躍的にアップします✨!!
今まで届かなかった汚れをしっかりかき出すことで、お口の中の細菌を効果的に減らせます。
特に、
- 歯のすき間が狭いお子様や若い方
- 矯正治療中で装置周りに汚れがたまりやすい方
- 詰め物や被せ物が多く、段差に汚れが残りやすい方
にとって、虫歯や歯肉炎予防に欠かせないアイテムと言えるでしょう🦷✨
いつ、どのくらいの頻度で使えばいいの? 習慣化のコツ
理想的な使用頻度は、1日に1回です。
「毎日となるとハードルが高い…」と感じる方は、まず就寝前の歯磨き🪥の時だけでも良いので、ぜひ取り入れてみてください☺️
夜寝ている間は唾液の分泌量が減り、お口の自浄作用が低下するため、細菌が最も繁殖しやすくなります💦
このタイミングで歯と歯の間をキレイにしておくことで、睡眠中の細菌の活動を抑え、虫歯や歯周病のリスクを大きく減らせます。
最初は時間がかかったり、うまく使えなかったりするかもしれませんが、慣れれば数分でできます。
鏡を見ながらゆっくり丁寧に行うのがポイントです。
デンタルフロスが使いにくい場合は、持ち手がついたタイプや、歯間ブラシを試してみるのも良いでしょう。
ご自身にとって使いやすく、続けやすいアイテムを見つけることが大切です☺️
健康な歯を、一日でも長く保つために✨
毎日の丁寧なセルフケアは、お口の健康維持の基本です。
しかし、どんなに丁寧に磨いても、ご自身では気づかない磨き残しや歯石ができてしまうことがあります。
そこで大切になるのが、歯科医院での**定期的なメインテナンス(検診や専門的なクリーニング)**です。
定期検診では、セルフケアでは落としきれない汚れの除去や、虫歯・歯周病の早期発見・早期治療、正しいケア方法の指導などを受けられます。
日頃の頑張りにプロのケアを加えることで、お口の良い状態をより長く保てます。
デンタルフロスや歯間ブラシの選び方・使い方など、お口に関するお悩みがあれば、お気軽にご相談くださいね!
一緒に、大切な歯を守り育てていきましょう✨