妊娠中のお口のケア
2024.11.19
妊娠中はホルモンバランスの変化などにより、歯や歯ぐきに様々な影響が出やすいため、
しっかりケアすることが大切です。
妊娠中の歯と歯茎の変化
- 妊娠性歯肉炎: ホルモンバランスの変化で歯ぐきが炎症を起こしやすく、
腫れや出血が起こることがあります。 - 口の乾燥: 唾液の分泌が減り、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
- つわり: 嘔吐による胃酸が歯のエナメル質を溶かし、むし歯になりやすくなります。
つわりが辛いときは、食後や嘔吐後に口をゆすぐと良いでしょう。
妊娠中の歯科治療
妊娠中でも歯科治療は可能です。ただし、使用できない薬などもありますので、主治医と相談しながら進めていきましょう。
まずは一度、歯科医院で検診を受けることをおすすめします。
妊娠中にできる歯科ケア
- 定期検診: むし歯や歯周病の早期発見・予防に繋がります。
- 正しいブラッシングとフロス: 口腔内を清潔に保ちましょう。
- バランスの良い食事: カルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取し、砂糖の摂りすぎに注意しましょう。
なぜ妊娠中のお口のケアが大切なのか?
歯周病菌は早産のリスクを高める可能性があります。
妊娠中のお口のケアは、お母さん自身の健康だけでなく、赤ちゃんのためにも非常に重要です。
ホルモンバランスの変化やつわりなど、妊娠中は様々な影響を受けやすいので、
定期的な歯科検診と毎日のケアを心がけましょう。
健康な歯と歯ぐきを保つことで、安心して出産に臨むことができます。
ぜひ歯科医院を受診してください。