『歯周組織を再生させる治療(歯周組織再生療法』
2023.02.01
『歯周組織を再生させる治療(歯周組織再生療法)を、ご存じでしょうか?』
歯周病が進行し、あごの骨など歯周組織が破壊されると
歯を支えられなくなり、抜歯が必要となる場合があります。
引用:https://regroth.jp/material/index.html
歯周組織再生療法とは、歯を支える骨や歯肉を回復させることで、
抜歯をせず歯を残せる治療方法です。
この治療を受けることで自身の歯を長く温存できる可能性があります。
当院では、『リグロス』を用いた歯周組織再生療法を導入しています。
『リグロス』は、成長因子の作用により歯周病で破壊された歯周組織の
周囲にある細胞を増やし、さらに血管を作って細胞に栄養を送り込みます。
こられの作用により歯槽骨などの歯周組織が再生されます。
『リグロス』は2016年に保険適用となっており、3割負担で治療できます。
詳しくは当院のスタッフにご相談ください。
歯みがき後のうがいは何回??
2022.12.06
みなさんは歯磨きの後、何回うがいをしていますか??
歯磨き粉が口の中に残っている感覚が嫌で何度も
うがいしている方も多いのではないでしょうか?!
実は、歯磨きの後のうがいは1回で大丈夫なのです!
歯磨き粉には、虫歯予防に効果があるフッ素(フッ化ナトリウム)が配合されている場合が多く
フッ素は、虫歯の原因となる菌の働きを抑え、再石灰化することで歯の表面を強くなり、
虫歯になりにくくする働きをしてくれます。
その働きを発揮させるためには、フッ素がお口の中に留まっていることが大事となってきます。
そのため何回もうがいをするとフッ素が流れて効果が減ってしまいます。
歯磨きが終わった後は、フッ素が働いている2時間は飲食を控えておくとより効果的です.
フッ素入りの歯磨き剤をご希望の方、どの歯磨き剤が良いか分からないなどございましたら、
お気軽に当院スタッフまでご連絡ください。
シーラント
2022.11.07
シーラントを知っていますか?
シーラントは虫歯の治療ではなく、予防処置です。
歯には溝があります。
この溝はハブラシが奥まで当たりにくい部分で食べかすや菌が溜まりやすい場所なので虫歯になりやすくなってしまいます。
シーラントはその虫歯になりやすい溝の部分をあらかじめ埋めてしまおうという考えで行われる処置です。
また、シーラントにはフッ素が含まれており、
歯の表面を強化する効果もあります。
シーラントを行う時期の目安は?
★乳歯の奥歯が生えてくる時期 : 3~4歳頃
★奥歯の永久歯が生えてくる時期 : 5~6歳頃
生えたばかりの歯は歯質や他の歯と背は異なる為、磨きにくくなってしまいます。
そのため初期虫歯になってしまうリスクが高いため、生え始めの頃にシーラントをすることで虫歯のリスクを軽減します。
よく噛んで食べること
2022.10.05
皆さんは『よく噛む』ことについて意識されたことはあるでしょうか??
【よく噛むこと】はどんな効果があるのでしょか?
1【よく噛むこと】で唾液がよく出ます。
唾液はお口の中をきれいにしてくれたり、食べ物で酸性化した状況を中性に戻してくれる作用もあり、
それによって歯周病や虫歯も防ぐことになります。
意識して、左右バランスよく噛むようにしましょう。
2【よく噛むこと】で脳にある満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防ぐことが出来きます。
そして、出る唾液によって食べ物のデンプンが分解されて胃で消化されやすい状態にしてくれます。
食べる量を少なくしてしっかり栄養を摂る事につながります
3【よく噛むこと】は血流量を増やし、脳細胞の働きを活性化する事に繋がります。
活性化すると集中力やリラックス効果、ストレスの軽減も得られると言われています。
そして、脳を若々しく維持するので認知症も防げると言われています。
このようによく噛むことはいいことずくめ!
ぜひ皆さんも意識してみてはいかがでしょうか。
よく噛むためには、よく噛める歯を維持することも大切です。
歯医者さんで定期検診を受け、歯の健康を守っていきましょう!